真木さんのギターといえば写真のこのギター

 一般的にはボディーの使用材が、サペリやメープル、マホガニー、ローズウッドなどが
 良く使われているのですが、真木さんのギターはサイドとバック(側面と裏面)が
 桜の木を使ったもの。
  もともとは「さくらの唄」と言う曲を弾き語りするのに、このギターを入手したもの
 でした。
(実は最初は同じ桜の材で作られた綺麗なブルーとこちらの2本が準備されていました)

  その後にこのギターが真木さんのお気に入りの1本に・・・
      watanabegakki_124807
       ただ、今回もう1本が真木さんの元にやって来ました。
                  *写真右側
     IMG_0965
     *本当は写真左側のギターを練習用に・・・との予定だったのですが
      真木さんがちょっと弾いただけで、右側のギターを抱え込んでしまい
      左の一般的なギターは練習用にもしてもらえず追い払われました(笑)

 これまでのギターはいわゆるアコースティックギターと言われる
 ものでしたが。今回仲間入りしたのはガットギター(クラシック)です。
 それも、写真左側のような一般的な12フレットジョイントと言われる
 クラシックギターではなく、14フレットジョイントで握りが少し細目に
 作られているものなんです。
   *12フレットジョイント(押さえる部分が12個目で本体とくっついてる)
    14フレットジョイント(押さえる部分が14個目で本体とくっついてる)
  さらに一目瞭然ですが、高音の部分も押さえやすくカットされてるものです。

 ついでに言うとサイドとバックの使用材がジリコテと言う木材を使ってるんです。
   IMG_0966

 そのジリコテ材とは、日本ではシャム柿とも呼ばれ、木目が極上のブラジリアン
 ローズウッドに似ていることからギター材としても珍重されています。
 現在ジリコテは希少材となっており市場にもあまり出回らないものです。

 と言う事で、真木さんの2本目のギターもほんのちょっと特徴のあるギターでした。

 このギターでまた弾き語りを聞かせてもらえると思いますのでお楽しみに!

    
                       ♪ かんりにん ♬